10月26日の秋季要請行動を皮切りに、3回にわたる県教委との交渉は、この要求書に基づいて行われます。
要請行動や交渉では、職場からの生の声が力を発揮します。
今年も昨年に引き続き、コロナ感染拡大防止の観点から、交渉への参加人数は限られてしまいますが、要請行動は参加人数に余裕があります。
10月26日(火)13時30分本部集合で、14:00から16:50まで3部構成で要請します。学校も忙しいですが、都合のつく方はぜひ参加してください。途中参加、途中退室もOKです。よろしくお願いします。
10月26日の秋季要請行動を皮切りに、3回にわたる県教委との交渉は、この要求書に基づいて行われます。
要請行動や交渉では、職場からの生の声が力を発揮します。
今年も昨年に引き続き、コロナ感染拡大防止の観点から、交渉への参加人数は限られてしまいますが、要請行動は参加人数に余裕があります。
10月26日(火)13時30分本部集合で、14:00から16:50まで3部構成で要請します。学校も忙しいですが、都合のつく方はぜひ参加してください。途中参加、途中退室もOKです。よろしくお願いします。
人事委員会勧告が10月15日に出されました。
月例給の改定はないものの、特別給(ボーナス)を0.15月分引き下げ、年間4.30月とする勧告です。この結果、県職員(給与勧告対象職員)20580人の平均年間給与は約58000円の減少となります。
人事委員会は、私たち高教組を含めた県職連に、この勧告内容を当日15時に直接、説明しました(県庁28階)。それに対し、県職連代表は会計年度職員の特別給への配慮がないことを指摘し、大きな問題であることを訴えました。
その後、県職連(県庁労組、県企業局労組、県教組、高教組の4単組)幹事会を開き、今後の活動方針を決めました(高教組は委員長ら5人の本部役員が参加)。
一番のポイントは私たちの要求を具体的に伝えることです。県当局は具体的事実を元に予算が必要であることを文書化し、知事、議会に説明します。15日には既に澁谷委員長が直接、知事に会い、口頭で教育予算の増額を要請しました。今後は知事宛ハガキで組合員一人一人の要求をまとめて提出します。このハガキは各4単組で何枚集めたかを公開して知事に渡しますので、数が少ないと要求は少なかったということになってしまいます。組合員に限らず、この要求ハガキになるべく大勢の職員が参加し、私たちの労働条件がよくなるようにしましょう!
10月15日(金)13:30、今年度の人事委員会勧告(人勧)が出ました。勧告の詳細は別途確認していただくとして、勧告に対する組合の当日の行動内容について報告します。
13:00 人勧の概要受領~内容確認 @県庁301会議室
今年度の人勧のポイントは、
①月例給の改訂なし
②ボーナス0.15ヶ月分引下げ(再任用職員も)
※2年連続のボーナス引下げです。
13:50 13:30からの知事への勧告が終わるのを待ち、知事への要請 @知事応接室
※ 知事、副知事(2名)、県総務部長 vs 県職労委員長・県職連議長、県教組委員長、高教組委員長、県企労委員長
14:15 13:50からの県議会議長への勧告が終わるのを待ち、議長への要請 @議長応接室
※ 県議会議長 vs 県職労委員長・県職連議長、県教組委員長、高教組委員長、県企労委員長
知事、議長に対しては、コロナ、ICT機器導入による更なる長時間労働・多忙化(表には出ませんが、ある高校では学校のシステム構築で連日24時近くまで居残り、それでも足りず休日に仕事をせざるを得ない人もいます)の実態、多忙化を解消するにも人が足りなくてできない(例えば私は学級担任をしながら委員長もやっている)、地公臨の先生は学校において「なくてはならない存在」(例えば今ここへ来るために私が生徒を任せているのは地公臨の先生)なのに低い賃金で働かされている等の話をし、「今度は物(ICT機器)ではなく、人にお金をかけて欲しい」と要請してきました。
15:00 人事委員会より、組合役員(委員長4名と書記長4名)への勧告内容の説明 @県庁281-B会議室
15:30 第3回県職連幹事会(知事要求書の内容及び今後の日程の確認) @県庁281-B会議室
16:30 高教組臨時執行委員会(人勧内容に対する感想共有と今後の交渉の方針の確認) @教育会館3階高教組本部・書記局
人勧で賃金カットが出てしまうと、組合の交渉でも止めることはとても難しいですが、他の部分(長時間労働・多忙化の解消、年休・病休等の休暇取得抑制の排除、新型コロナ対応に対する手当の創設、臨時採用職員の正規採用促進、各種ハラスメントの根絶など)で、皆さんの働きやすい環境を確立するために交渉を進めて行こうと思います。
今後、10/18日(月)教育長要請と10/19(火)知事要求書提出、3回の県職連交渉(対知事・総務部長)と3回の単組交渉(対教育長・県教委事務局)があります。
皆さん支援と交渉への参加(今年もコロナ対応で参加人数は限られていますが、希望があればぜひ。希望者は書記局へ連絡してください)、よろしくお願いします。
10月12日(火)19時から、10月支部代表者会議が開かれました。
いよいよ秋の確定交渉です。県職連(県庁職員の労働組合、県内小中学校教職員の労働組合、県企業局職員の労働組合との共闘組織)交渉、県教委との交渉などについて、萩原書記長から説明をしました。秋季要求書については別紙を御覧ください。
各支部からは様々な課題や要求が出されました。
1、定年延長については県教委から正確な情報を出してほしい。
学校によっては管理職から曖昧な説明しかなく、職員が不安に感じているそうです。1963年度生まれの教職員から定年延長が予定されており、組合でも注目しています。今後、退職金、再任用の場合の給与など詰めるべき点が多々あります。今日の会議では本部より資料を配布し、今後の課題を確認しました。
2、コロナ禍での緊急対応に対しての手当を保障して欲しい。
この問題については複数の学校から切実な要求として本部に要請が来ています。今後の交渉で問題を明らかにし、県教委に改善を求めていきます。
3、実習職員の、教員免許取得のための講習を充実させて欲しい。
実業高校からの要請です。免許更新制度に関係することでもあり、これも今後の交渉で要求していきます。
4、管理職からの暴言は許せない。
ある学校では教頭が不機嫌になると職員に対して、小さな子どもが言うような「2文字の暴言」を吐くそうです。昨年度の交渉で県教委から「現場の実態を教えてほしい」との要望があったので、今年度もこれらの実態を伝え、誠実に対応することを求めたいと思います。管理職の問題発言、行動に対しては、個人的に対応するのは極めて大変です。この例に限らず管理職のパワハラなどについては泣き寝入りすることなく組合に頼ってください。
5、一部の職員主導の無理な「進学校化」に対して生徒は疲れ、職員も疲弊しているので、生徒の実態と要求に応じた学校運営をしてほしい。
この問題についてはなかなか本音を出しづらいところがあると思います。民主的な学校作りということで職員、生徒、保護者アンケートなどを踏まえた学校運営にしていくことが大事だと思います。
6、コロナ禍の中、行事を精選せず、次々に行うのは生徒にも職員にも大きな負担で再考してほしい。
これも前項の課題に繋がる問題であり、民主的な学校運営という課題になると思います。
以上の6項目以外にも課題が紹介されました。前橋支部、高崎支部、伊勢崎支部、桐生支部、邑楽支部、渋川支部、利根支部の代表者の皆さんの他に、事務部、司書部、現業部の各専門部の代表者が参加してくれました。ありがとうございました。本部として問題を整理し、交渉で少しでも改善に結び付けたいと思います。
9月11日(土)、オンラインで中央委員会が開催されました。会議の内容は「高教月報」で確認していただくとして、ここには執行委員長あいさつを載せます。
皆さんこんにちは、執行委員長の澁谷です。
本日は中央委員会に参加してくださり、ありがとうございます。
20年前の今日、9月11日、アメリカで同時多発テロが発生しました。
その日のことはよく覚えています。家で仕事していたら、母親から電話がありました。「ニュースを見てご覧、大変だよ」と。テレビをつけてみると、ビルから煙が上がっている映像。音声はなかったと思います。最初は訳がわからず「何やってんだ?」という感じでした。そうしているうちに「飛行機が飛んできた」と思ったらビルに突っ込みました。初めは現実とは思えませんでした。が、そのうちそれが現実だとわかりました。そのあと数時間してビルが崩壊しました。その映像もリアルタイムで流れました。
あれから20年。その後も世界中でさまざまな出来事がありました。軍事的にはアフガニスタン侵攻、ISの問題や関連する様々なテロ。経済面ではリーマンショック。そして今、日本でも猛威を奮う、新型コロナのパンデミック。
いろいろなことを経験し、振り返ってみると、国外の事件も対岸の火事では全くない。さまざまな形で直接的、間接的に、私たちの生活や教育活動に影響を与えていることを実感しています。そもそも20年前の同時多発テロも、東西冷戦とその終結、その後のグローバリズムが大きな原因の一つであると言われています。
1972年に米国の気象学者エドワード・ローレンツの提出した「ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきは、テキサスで竜巻を起こすか?」という命題は、今では「バタフライ効果」と呼ばれ知られていますが、まさに私たちは、さまざまな事柄がごちゃごちゃに絡みあうカオス・複雑系の中で生きているといえます。
そういう世界で私たちはどう生き、どう行動するか。
難しい問題ですが、結局は、私たちは「様々なことを知り、そしてどんな小さなことでも自分のできることをやる」。それしかないのではないでしょうか。
ここで思い出すのは、反ナチ運動家の牧師 マルティン・ニーメラーの言葉です。
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった。私は社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。私は労働組合員ではなかったから。
そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。
誰かが困っている時、声をあげ、互いに支え合いながら行動する。それが必要なのです。
今日の会議では、学校現場の様々な現実が語られると思いますが、またみんなで力を合わせて対処していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
要求書をアップしました。
7月13日(火)、支部代表者会議が開かれました。本部役員と高崎、太田、渋川の各支部と現業部の代表者が集まりました。
各支部の様子のほか、本部に寄せられた、「地公臨職員のボーナス」や「スクールネットでの成績処理に係る非常勤職員への負担」の問題が話題にされました。
「地公臨職員のボーナス」については、市立から県立の学校に異動になった職員のボーナスが、市立勤務分の月数がカウントされないため低くなってしまうというもので、制度的に仕方ない部分もありますが、組合としては対処していかなければならない問題であることが確認されました。これは、ある高校の事務長さんが気の毒に思って組合員に相談してくれたもので、「ああ、こんなふうに職員のことを親身になって考えてくれる管理職がいるんだなあ」とちょっと感激し、ありがたく思いました。
「成績処理に係る非常勤の職員への負担」については、正規の職員が代わりに入力するなどして、負担を軽くしているという事例が紹介されました。
また、7〜8月期の主な活動としては、第45回「永年勤続退職組合員を祝う会」(8/1(日)11:30受付開始)や「対県教委 夏の要請行動」(8/5(木)13:00打合せ開始)などがあり、これらについて協議されました。
その他にも、これから夏休みに入り「全国教育のつどい」があり、休み明けには「全教・教組共闘関東甲越ブロッック学習会」、「2021年度第1回中央委員会」があります。本部からの書類を確認して、取り組みをお願いします。
「ぐんまちょっとチャット7.10」終了後、語り足りなかったことがあったのでホストの大山さんへメールを送りました。
私(澁谷)の個人的な見解ですが、群馬の今後の教育の状況を考える上で、何かの参考になる部分もあるかと思いますのでここに掲載します。
昨日(7/10)13:00から2時間、「ぐんま教育フォーラム」主催の「ちょっとチャット7.10」(Zoomで教育について自由に語り合う会)が開催されました。
高教組からは4人の現役教師が、フォーラムからは5人の教師OBが参加し、現在の学校現場の状況をもとに、様々な教育課題について現状報告・意見交換がなされました。
主な話題は、GIGAスクール構想に基づくICT機器の導入、高校入試改革、高校再編、新学習指導要領に基づく授業のあり方、部活動など多岐にわたりました。
詳しい内容については「フォーラムニュース」に掲載される予定ですのでここでは割愛します。
2時間、ずっと画面に向かって聴き、話したので、たしかに疲れはありましたが、だいぶスッキリした感じもしました。ただ私(澁谷)はまだ語り足りていませんが(我ながら困ったものです(苦笑))。
それでもコロナ禍のもと、なかなか顔を合わせて教育について「まじ」で話す機会がないので、いいストレス解消にはなりました。
本日(6/15)、支部代表者会議が開かれました。本部役員と前橋、高崎、伊勢崎、邑楽、渋川の各支部と司書部の代表者が集まりました。
各支部の様子の報告のほか、県教委から出された「公立高校入学者選抜制度の改善方針」原案や今後の部活動のあり方、定年延長問題などについて意見を交換しました。
また、本部に寄せられた気になる相談として、「頭痛で2時間の病休取得を申し出たところ、通院記録が残らないというという理由で校長から年休対応の指示を受けた」というものがありました。これは既に過去の県職連交渉で「病休対応」ということで確認済みの事項です。管理職はこういうことをきちんと知った上でその職についてほしいものです。
この他にも現場では、管理職の人権意識が低いために、職員が嫌な思いをするケースはたくさんあります。つまりそれは、ハラスメントです。
職場で嫌な思いをしたら、近くの組合員や本部にご連絡ください。しっかりと対応します。